今回のラウンドは、私よりも1回り、いや2回りは違う、若い方2人とのラウンドでした。2人ともに私の周りでも飛ばし屋に属する方で、芯を食ったドライバーを打たれると、70~80yは置いていかれる、とても次元の違うゴルフをする2人でした!
風もなく曇りながらゴルフプレーには絶好のコンディションで、スタートしました。プレーティーはバックティーで、トータル6,695yと長い設定でした!
そして、この次元の違うゴルフを、スタートホールから見せつけられることになりました。
やや左にドッグレッグするロングホールですが、コーナーにはバンカーと林があり、キャディーの説明ではキャリーで250y打てれば、コーナーに運ぶことが出来て、ツーオンも可能だという説明でした。そうか!飛ばし屋は眺める場所が違うんだ!と思いました。2人ともこのルートを狙い、一人はコーナーギリギリを抜けてツーオンも狙えるフェアウェイ、一人は惜しくも一旦越えたバンカーに入りました。このフェアウェイからのスーパーショットは、グリーンの手前の花道でしたが、バーディーはならずにパー、一人はボギーで無理せずに、レイアップした私と同じスコアでした!
このスタートホールの結果は、無理をせずに無難に攻めた私を含めて、3人が全て1打差の中に入りました。
ゴルフは飛べば良いというものではありません!
飛んで曲がらないことが必要で、曲げるぐらいなら、飛ばないけど真っ直ぐ飛んでフェアウェイのほうが、ゴルフは易しくなります!
このことを、早くも次の2番ミドルホールで、実感することになりました!
このホールはやや打ち上げの405yで、2打目から狙いが狭くなります。
飛ばし屋2人のうち、一人は大きくフックして左の林の中から、1打で脱出出来ずに結果的にトリプル、一人はフェアウェイの絶好の位置から、アイアンが右へスライスして、OBゾーンへ消えていき、打ち直しはグリーンの左からの、難しいアプローチが寄らずにトリプルになりました。一方、飛ばない私は、フェアウェイ真ん中からUTでグリーン手前50yに運び、3打目をピンの左2mにつけて、これを沈めてパーを取りました!
一番飛ばない私が結果として、最も良いスコアでした!
飛ばないけど、しかし曲がらないことが何よりも大切で、寄せワンでもパーが取れるいうことです。
こうして、出入りの激しいゴルフを展開する飛ばし屋2人に対して、飛ばないけど決して曲げないゴルフを最後まで展開して、最終的に88で逃げ切りました。
飛ばし屋2人はそれぞれ89と91でした。バックティーからの距離との戦いでしたが、何とか90を切って飛ばし屋との戦いにも勝てました!
ゴルフは飛距離だけではない!ということを痛感するラウンドになりました!