今年の日本女子オープンを観ましたか?
勝みなみが連覇を果たしましたが、その舞台が千葉県
紫CC・すみれコース」です。林間のとても難しいコースだと感じた方もいたでしょう!
アンダーパーが2人だけというセッティングのこのコースは、2020年に日本オープンも開催しています!
今回、このコースをラウンドして、難しいコースの攻略法を再認識しました。
グリーンの速さは10.0ft.で、やはり速いと感じました。ラフは女子オープン後、刈られてはいましたが、ラフに入れると、長いクラブで出すのは厳しく、レイアップをしなければなりませんので、距離ではなく方向性を重視したショットが必要でした。
この日のラウンド前に、紫・すみれを攻略するために考えたのは、ティーショットは絶対にフェアウェイ、砲台のグリーン回りは深いバンカーに囲まれているために、無理せずにレイアップして、ボギーオンすること、そしてチャンスを待つという作戦でした。そして、グリーンが速くて硬いために、スピンが効き難いので、グリーンのエッジでもパターを多用するということでした。
そして、この作戦が奏功することになります。グリーンが硬いので、短いアプローチショットもなかなか止まりません。結果として、ピンハイにつくこともありましたが、パットの距離感が速さに合っていたので、凌ぐことが出来ました。
徹底して、レイアップして無理せずに攻めるという攻略法を最後まで貫き、レイアップしたホールはほぼ予定通りのスコアで終えることが出来ました。
このレイアップをするためには、グリーン回りのアプローチに加えて、30y~50yのショットを確実に乗せられる技術が必要です。
これまで、日頃の練習で地道にこの距離のショットに取り組んできた成果が出て、レイアップした3打目はノーミスでラウンドを終了しました。
乗るかもしれない状況の中で、レイアップすることは、勇気が要ります。しかし、確実にそれが出来れば、必ずご褒美がやって来るでしょう。
当日、私はそんなことを考えながらラウンドしていました!ご褒美は来ました!
そして、この日のラウンドは自分にとっても、また違う自信に繋がるラウンドになりました。